髪色の疑問を解決!常識範囲というのは、どこまでがセーフなのか

求人でよく見かける、「髪色の常識範囲」という文言。とてもわかりにくい表現ですよね。常識というのは、人によって異なります。そのため、「髪色は常識範囲内でお願いします」と言われても、判断ができません。当社でも、多くの登録スタッフさんから「髪色の常識範囲」についてのお問合わせがあります。そこで今回、この記事を書くことを決めました。

当社は派遣会社のため、就業先によって規則が異なります。ですから今回は、いくつかの就業先を参考に「髪色の常識範囲」について考えてみましょう。

1.髪色の明るさを表す、トーンを知ろう。トーン表は参考になるアイテム。

「トーン」は、髪色の明るさを表す単位です。上記の画像は、髪色の明るさが一目でわかるトーン表です。数字が大きくなるにつれ、明るい髪色になります。

トーン表は髪色を判断するのに、とても便利なアイテムです。髪を染める前に、トーン表を持って、上司やスタッフコーディネーターに聞くと「〇番まで染めていい」と教えてくれますよ。また、これからお仕事を探そうとしている方は、お仕事を紹介してくれるキャリアアドバイザーに、「このお仕事は〇番までなら染めていいですか?」と聞けば教えてくれます。

次に、企業の髪色に関する規則を見てみましょう。

当社(社員)の髪色に関する規則

  • 男性は黒髪
  • 女性は常識範囲内で、8トーンまで

まずは、当社の髪色に関する規則をご紹介します。女性に限りますが、当社では「常識範囲内で、8トーンまで」という規定があります。トーン表で見ると、「程よくヘアカラーを楽しめる明るさ」という印象ではないでしょうか。就業先でも、「女性のみ髪を染めてもいい」という例は多くあります。

就業先、A社の髪色に関する規則

  • 髪色は常識範囲内とする
  • 男性は9トーンまで
  • 女性は11トーンまで

次に、ご紹介するA社。こちらの企業様は当社に比べ、同じ「髪色は常識範囲内」でも明るく染めることが出来ます。11トーンですと、黒髪からブリーチを使用して明るくなる髪色です。また、女性の方が男性より、明るい髪色にしていいという就業先も多くあります。

就業先、B社の髪色に関する規則

  • 髪色は常識範囲内とする
  • 男女共に7トーンまで

こちらの企業様は、男女共に7トーンまで染めることが出来ます。一目見て、誰しもが「明るい髪色ではない」と判断するのではないでしょうか。このように、「7トーンまで染めていい」としている就業先も、多くあります。

2.現在明るい髪色で、トーンダウンをお考えの方。要注意ポイントをご紹介。

現在、明るい髪色からトーンダウンをお考えの方は、注意が必要です。それは「色落ち」です。明るい髪色からトーンダウンしても段々と色落ちが始まり、2週間ほど経過するとほとんど元のトーンまで戻ってしまいます。

ですから、トーンダウンをお考えの方は黒染めをおすすめします。色落ちもそこまでありませんので、常識範囲内は保つことができます。ただ、黒染めをした髪には、ブリーチをしない限り殆ど色が入らなくなってしまうのが難点です。

3.まとめ

今回、トーン表と就業先を例に髪色の常識範囲をご紹介しました。しかし、求人では「〇トーンまでOK」とは、ほとんど書いてありません。なので、髪を染める前に「トーン表」を持って、上司やスタッフコーディネーターに「何トーンまで染めていいか」の確認を行いましょう。正しい「髪色の常識範囲」を知り、オシャレも楽しみながら、お仕事に励みましょう。

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