実録!スタッフフォローにまつわる熱き人間ドラマIII

スタッフフォローを専任で行う部署があるように、派遣スタッフさんのサポートに力を入れているスタッフファースト。本シリーズは、そんな「スタッフフォロー」にまつわる実話を、サポートに携わった社員目線で紹介していきます。

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あなたの悩み、私たちが寄り添います!スタッフフォローについて語ります
実録!スタッフフォローにまつわる熱き人間ドラマ
実録!スタッフフォローにまつわる熱き人間ドラマⅡ ~導入編~

頻繫な連絡に疑念を抱く

話し好きで人柄も良い、ある20代女性スタッフさんとの話です。

その方は、よく私に連絡をくださいました。現場の状況を伝えていただけるので、普段その場にいない私にとってみれば、現場全体を把握するうえでも非常に助かっていました。

とは言え、それが2週間に一度のペースで続くうちに、次第に違和感を覚えました。情報提供にしては、頻度が高すぎます。何かSOSがあるのではと思い始めました。

それで、なんとなく聞いてみたのですが、聞き出せません。少し粘っても、うまくいかず…。話し好きなはずなのに、この手の質問になると、「いやー私なんていいんです」とはぐらかされてしまう。全然話してくれません。困ったものでした。

直感を信じて、殻を破る

一つ気づいたことがありました。話に出てくる登場人物がいつも同じだったんです。

「この人たちから何か嫌な思いをさせられているのでは」。そう考えた私は、自らの直感を信じて、根気よく深堀りしていきました。

その甲斐あって、ようやく重い口を開いてくれました。予想どおり、いつも名前が出てくる人たちから仕事を押し付けられるなどの嫌がらせを受けていたんです。

「なかなか気づけず、ごめんなさい」
「いやー私も言い出しづらくて」

本人のストレスも極限状態。もっと早期発見できたのではないか。後悔は残りつつも、これから何ができるのかを考え、アクションを起こしました。

「次なにかあれば、まずは私に相談してほしい。なんとかします。一緒に変えていきましょう」そうやって、二人三脚で問題を解消していったのです。

このスタッフさんは、今も頻繫に連絡をくれます。現場状況だけでなく、改善提案までしてくださるので、とても頼りにしていますね。

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